中学の修学旅行での思い出


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中学3年生の時の季節は春頃のお話です。学校の行事で修学旅行に2泊3日で京都に行くことになりました。目的としては京都に行き法隆寺や清水寺と言った京都の名所を回り見聞と歴史的資料に接し感性を鍛えようと言うよく分からない理由だったことをよく覚えています。

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全3クラスで新幹線に乗り、教師引率の元行くと言うものです。1日目はクラス全員での団体行動であまり思い出深いことはなかったのですが、夜だけは皆遅くまで起きて色々な話をしたのが何より楽しかったです。

観光場所としては清水寺、法隆寺、知恩院と言った所を回りましたがこちらはあまり記憶に残ってないです。やはり記憶に残っているのは2日目の自由行動で京都のお店を色々回った事です。その中でも格段に美味しい甘味を出していたお店を2つ紹介します。

1つ目は京都の宇治市にある中村藤吉本店宇治本店と言うお店の抹茶パフェです。このパフェを注文して最初に驚いたのは、なんとこのパフェ器に大きな竹を使っていてその見た目でした。そして食べて見ると噎せかえるような濃厚な抹茶の香りそして口の中に入れるとほろ苦い抹茶とこれまた濃厚なクリームがベストな味わいを出します。

2つ目にご紹介するのは修学旅行の泊まり先の旅館ホテル本能寺での夕食です。ご飯は松茸の炊き込みご飯で味噌汁も山芋や豚肉の入った豚汁そしておかずがとにかく豪華でした。カニにフカヒレ、アワビと普段家で食べたことのないような物が沢山並んでいて見ているだけで食欲が増します。そしてデザートに抹茶のアイスと、さすが京都抹茶尽くしです。

旅行では基本的に食べたことばかりしか覚えていませんが、それでも楽しかったエピソードも幾つかあります。まず1つ目が、夕食前の大きな温泉です。温泉自体は初めてと言う訳ではありませんが、学校の皆と一緒に入ると言うのは初めてなのでいつもとは違う不思議な感覚がありました。

その中で1人クラスのリーダー的なのが居たのですが、その子は人前で裸になるのに抵抗あるのか腰に大きなタオルを巻いて普段の元気な感じではなく縮こまって入っていたのを覚えています。私はそんな彼を尻目に仲間と洗いっこしたりして楽しく過ごしました。泳いだりついついはしゃぎすぎて先生に「いつまで入ってるんだー」と声をかけられてしまいました。

他には夕食後の消灯してからの話ですが、教師が見回りに来た後にクラスの仲間の1人がなんとニンテンドー64を持ってきていたので教師にバレないように音量絞り皆で大乱闘スマッシュブラザーズをプレイして大いに盛り上がったり、スーパーマリオ64で交代しながら皆でプレイして遊びました、この時の時間が修学旅行で一番楽しかったと思います。

修学旅行1日目旅館に行くまでに歩いた時の話ですが、場所の名前は覚えていないのですが、やたら細く不安定な釣糸で支えられている橋を渡る事になったのですが、私はそう言う不安定な場所が苦手で皆が渡る中、なかなか渡る事が出来ずに結局先生やクラスの友達に手を繋いで貰い渡りました、とても恥ずかしかったと記憶しています。

他に怖かった話で2日目の夜クラスの友達と一緒に夜抜け出して肝試しをしようと言う話になったのですが、私は幽霊とかお化けや暗い所が苦手で最初断ろうと思ったのですが、盛り上がっている所に水を差すのは悪いと思い、参加しないと言えずに結局参加しました、今になって思うと参加するべきではなかったと思います。結局ほとんど足が動かずそのせいで引率の教師の方に抜け出したのがバレて私のせいで皆に迷惑をかけてしまいしばらく先生達の部屋でお説教をされました、この時クラスの仲のいい友達が庇ってくれなければ、と大人になった今でも忘れられません。